ヴォクシー80系で車中泊は出来るのか!?2段ベッドをDIYしよう!

そろそろ暑くなってきて車中泊もつらくなる時期になってきました。
こんにちは、シゲです。
そんな車中泊も辛くなってきた時期にこんな記事を書くのもなんですが・・・w
ヴォクシー80系で車中泊をしたいんだけど、ちょっと家族4人寝るには狭いような気がする・・・
車中泊をしてみたいんだけど、専用設計のベッドってちょっと高価で手がでない・・・
そんな悩みを抱えている人の為に
とりあえず3回は寝てみたヴォクシー80系の2段ベッドをご紹介したいと思います。
涼しくなってくる頃に向けて、これから車中泊の準備をしていこうと思っている人は参考にしてみてください。
*この記事は2018年6月の記事ですが、子供の成長に伴ってベッドの拡張を行いました。その様子はこちらの記事で書かせていただいています。
目次
ヴォクシー80系で車中泊って出来るの?
結論から言うと、車中泊をする事は出来ます!
ですが、皆さんもやってみたことはあると思いますが車のシートってフラットにしても
こんな感じですよね。
いやいや、これがフルフラットかと・・・
実際これでは仮眠程度なら出来るかもしれませんが、熟睡は出来ないと思います。
さらにフラットの問題もそうなんですが、ヴォクシーって広い様に見えてもこのままの広さで家族4人が寝ようと思うと、すこし狭いんですよね。
どうせ車中泊をするのなら、快適に過ごしたい!
って事で、やるべき事はベッドの作成です。
ベッドを作るために必要な準備って?
まず、ベッドを作るにあたって何で作るかを考えなくてはいけません。
ネット検索なんかすると、イレクターパイプや本格的に木で作ったものなど、いろいろなベッドが紹介されています。
そんな中から僕が選んだのはイレクターパイプを使ったベッドです。
イレクターパイプのメリット
❑加工が簡単にできる
❑組んだ後にバラバラにして収納する事ができる
イレクターパイプのデメリット
❑意外と高価
これです。イレクターパイプって数をそろえようと思うと意外と高くついてしまうんですよね。。。
まぁ、これは初期投資って事で・・・頑張ります。
使用材料を決めた所で車の採寸にかかります。寸法やベッドの大きさなどは家庭の環境によっても変わってくる物なので、スタイルに合った大きさの物を作ればいいと思います。
ただ、イレクターパイプやジョイントなどを購入する際に、ある程度の寸法やジョイントの数など考えておきましょう。
パイプもジョイントもいろいろな物があるので、採寸をしてある程度の設計図を書いておいた方がスムーズに作業することが出来ると思います。
イレクターパイプの加工方法
で、このイレクターパイプの加工方法なんですが、イレクターパイプって鉄のパイプにプラスチック樹脂をコーティングしているものなので専用の道具が無いと加工が難しいんです。
ここで登場するのが
このパイプカッターです。
この道具は使うのがそんなに難しい物ではないので、イレクターパイプを使ってベッドを作るのであればもっておいた方がいいと思います。
使用方法は、写真の様に寸法を測ってパイプカッターの刃を合わせます。
次に赤の矢印の方向につまみを回します。
つまみが堅くなったら黄色の矢印の方向に本体を1回転。ひたすらにこれを繰り替えだけです。
簡単な作業ですがパイプを持つ手が少し痛かったりするので、このようにラバー素材の物を使うと楽に作業することが出来ます。
すると、パカッと
このように綺麗にイレクターパイプをカットすることが出来ます。うちの妻も簡単にやっていたので、女性でも作業をする事が出来ると思いますよ。
ちなみに僕が使ったのは専用のパイプカッターではないのですが、別に専用の物を使わなくても加工は出来るので安価な物を購入すればいいと思います。
矢崎加工の専用パイプカッターは少し高いんですよね。。。
持ち手が長いので加工時の力は余りいらないと思いますが、僕が使っていたパイプカッターの2倍位の価格になっちゃうんですよね。
個人的にはホームセンターなどで売っている、1,000円程度のものでいいのではないかと思います。僕が使っている物もそのくらいの物なので。
車中泊用ベッドをくみ上げよう!
はい!途中工程をすっ飛ばしてベッドの組み上げに入ります。
細かい寸法なんか書いても、それは人それぞれの作り方がありますからね。
このような感じでベッドの骨組みを作ってみました。サードシートを下ろした状態でベッドを作った方がベッド上は広く広く使う事ができるのですが、ベッドの足を作るのにサードシートがすんごいジャマ・・・
なので、今回はこのような形で作ってみました。この程度の大きさでも140㎝と130㎝の子供二人位なら平気で寝ることが出来ます。
前から見るとこのような感じです。
この部分はシートがジャマで真下に足を下せないので広げて作っています。この構造だと少し強度的に問題はありますが、上にコンパネなどを乗せて重しがつくと問題はありませんでした。
ここで本当はジョイントとイレクターパイプを接着しなくてはいけないのですが、僕はまったく接着していません。
接着してしまうとバラすことが出来ないんですよね。一応専用に接着剤も購入したんですが、新品のまま使われていません。。。w
メーカーの方では接着する事を推奨されています。僕のように接着無しって言うのは、自己責任になってしまうので注意してくださいね。
って事で、骨組みが完成した所でコンパネを乗せていきます。
はい!また途中工程をすっ飛ばしてコンパネが乗っちゃいました。
と、言うのも。コンパネも骨組みに合わせて切らないといけないんですよね。なので寸法などは度外視です。
今回使用したコンパネはホームセンターなどで売られている標準的なサイズの物2枚です。
ホームセンターであれば直線カットなどはやってくれると思うので、ある程度の寸法を測っておいて切ってもらっておいたほうが効率よく進められると思います。
手前の部分はジグソーでリヤドア形状と現物合わせてカットしていきました。あまりキツキツにしてしまうと開け閉めの時に擦ってしまうので、少し隙間を空けた方がいいと思います。
跳ね上げたサードシートの周りはこのような感じでカットしています。これもある程度現物に合わせてカットしました。
性格的にとりあえずやってみればなんとかなる!って感じなので正確な事はしていませんが、なんとかなりましたw
ジグソーも値段はピンキリなので、使う頻度があまり無い場合は安い物でいいと思います。
ちなみにブラックアンドデッカーの物はコスパと信頼ではお勧めですよ。
で、話しが変わってしまいましたがコンパネをカットしただけだと、カット面ってサンドペーパーで磨いてもささくれがすごいです・・・
ガムテープで養生しました!って書いてあるサイトもあるのですが、ガムテープだと熱なんかで粘着が溶け出してきそうなので
このような感じにしてみました。これって100均の隙間テープみたいなやつなんですが、
コンパネの板厚にピッタリじゃん!
全く計っていなかったんですが、ミラクルでジャストフィットしちゃいました。コンパネの周りを養生する際は100均の隙間テープはお勧めです。
これだけだと剥がれそうなので、その上から養生テープを貼っています。養生テープなら粘着がつきませんからね。すこし剥がれそうですが・・・
コンパネの裏もささくれがあるので、全面に養生テープを貼っています。養生テープは安価なので全面に貼ってもたいした金額にはなりませんでした。
通販でも購入する事は可能ですが、ホームセンターでも安く売っているので送料のかからないホームセンターの方がお勧めです。
今回紹介したベッドは、組んだままでも家族4人が乗ることが出来るように作りました。
とはいっても、2列目は子供が乗るのがやっとって位の広さしか確保出来なかったんですけどね^-^;
ここはもう少し改良の余地があるなって感じです。
後、ベッドの高さにも少しこだわりがあります。この高さならリヤドアがコンパネを受けてくれるので強度が増します。
さらに窓枠と同じ高さなのでミラーの視界の妨げにならないんですよね。
まとめ
最初にも書きましたが、ヴォクシー80系なら車中泊は間違いなくする事が出来ます。
ただ、快適にすごそうと思うといろいろと準備が必要になってきます。
今回ご紹介したベッドは、ベッドを組んだままで家族4人が乗って走行する事が出来る。
これを絶対条件で作成したので少しこじんまりした感じにはなっていますが、現地でベッドを組むんだ!って人ならもっと大きいベッドを作ってもいいと思います。
イレクターパイプを使えば結構自由に作る事が出来ると思うので、車中泊を考えている人はベッドの作成をやってみてはいかがでしょうか。
冒頭でも書きましたが、この記事は少し前の記事です。
子供達の成長にともなって、この記事で書いているベッドでは手狭になってしまいました。
なので、大人が寝ても大丈夫!って言う大きさのベッドを作った記事を書きましたので、興味があればご覧ください。
こちらの記事では、寸法なども割と詳しく書いているつもりです…w