車中泊をするならミラー型ドラレコを!NDR-RC197FMGをレビュー

うちの車には前にもドラレコを取り付けて居たのですが、車中泊をするには少し不向きだなと思いミラー型ドラレコを探しておりました。
そして、今回はミラー型ドラレコ『NDR-RC197FMG』を購入したのでご紹介したいと思います。
今回の記事は冒頭に横道にそれた事を書いてしまっています^-^;
もう知ってるわ!って人は飛ばして読んでやってくださいね。
目次
改正道路交通法って?
令和2年6月30日から『改正道路交通法(妨害運転罪)』が施行されたのは皆さんもご存じかと思います。
あまり聞いた事無いけど?って人の為に簡単に説明しておきますね。
ここ最近では少し減ってきましたが、あおり運転って車の運転をしている限り無くなることって無いと思うんですよね。
そんな中で、いままでの法律ではあおり運転をしても重い罪に問われることはありませんでした。
しかし、6月30日より施行される改正道路交通法ではあおり運転の厳罰化が科せられることになったんです。
これは一般ドライバーにとっては朗報ですよね^-^
改正道路交通法違反になる行為にはこのような物があります。
❑他の車両等の通行を妨害する目的での急ブレーキ
❑車間距離の不保持
このような行為で最大で3年の懲役。
さらには、これによる交通の危険などを生じさせた場合には、最大で5年の懲役刑が処せられる様になります。
さらにさらに!妨害運転をした者は、運転免許の取り消しです!
ちなみに、この法律は自動車運転だけでなく、自転車の運転にも適用される事もあるようなので注意が必要ですね。
と、ここまでは『改正道路交通法』の事であって、今回の記事の目的では無いのです。
何が言いたいかと言うと、どんな法律が施行されてもそれを証明する証拠を持っていないとダメだよね!って事です。
この法改正を機にドラレコを検討している人は、是非参考にしてみてくださいね^-^
NDR-RC197FMGの外観

NDR-RC197FMGの箱はこのような感じです。いろいろと情報が書かれていますが、ホントにこのようにミラーに映るのか少し怪しいですね^-^;


箱の側面と背面はこのような感じです。ここはサクッと飛ばして中身を見ていきましょう。

箱の空けてみるとスポンジです。。。なかなか厳重に梱包されていますね。
梱包が厳重なのは安心感があって良い感じです^-^

1番上のスポンジを取ると本体が姿を現しました!
見た感じはかなり良い感じです。綺麗にかたどられたスポンジの中に本体が納められていますね。
少し高級感が感じられます^-^

本体を取り出すと、下には配線類と説明書が入っていました。
いろいろと入っているので、次に取り出した物をご紹介しますね。
NDR-RC197FMGの部品

これは中身を全て取り出した所です。
本体以外にもいろいろと入っているようなので、一つずつ紹介していきますね。
ミラー型液晶本体

本体のビニールを取ってみましたが、これにホントに映像が映るの?って位綺麗なミラーになっています。
重量的には後付けミラーより少し重いかなって位ですかね。

本体の上面部分にはいくつか差し込み口があります。
左から見ていきますね。
❑GPSアンテナ差し込み口
❑microSD差し込み口
❑リヤカメラ差し込み口
❑シガー電源差し込み口
このような感じになっています。

続いて本体背面です。
背面にはフロントカメラと取り付け様のゴムバンドが付いています。
フロントカメラは取り付け時に引き出す様な仕様になっています。
カメラ部分の角度調整も出来るので、どのような車種でも調整が出来るのでは無いかと思います。
取り付け用のゴムバンドはガチッと固定してくれるので走っていても安心です^-^
リヤカメラ

これはリヤ側に取り付けるカメラです。
上下に回転するようになっていて、リヤハッチの内張でも窓部分角度を気にせず貼り付けることが出来るようになっています。

カメラ自体の大きさは一般男性の親指くらいの大きさです。
割と大きいカメラですね。配線の長さはヴォクシーに取り付けても余るくらいの長さがあるので乗用車なら普通に届くのでは無いかと思います。

リヤカメラの取り付けには安心の3M両面テープが付いていました。
取り付け面積も大きめなので、車両側をしっかり掃除しておけば取れる心配はありませんね。
GPSアンテナ

ここで気になるGPSです。
なんでドラレコにGPSアンテナがいるんだろうって気になりませんか?
このドラレコはGPSアンテナを装着する事で日時を自動でセットしてくれちゃうんです。いつの画像なのかがハッキリ分かるので便利ですね。
さらに、液晶部分には車速も表示されます。
これってぶっちゃけ要らない機能なのですが・・・ただ格好いいですw
あとは、車速を拾う事で走行時にはリヤカメラ画像に切り替わるようですね。GPSアンテナによる位置情報を採取しているのかは調べていないので不明です^-^;
microSDカード

これは少し嬉しかった32GBのmicroSDカードです。
前回購入した安いドラレコでは同梱されていなかったんですよね。
別で購入する必要が無いので良い感じ^-^
ケーブルクリップ

これは僕は使用しませんでしたがケーブルクリップです。
ぽん付けをするのであれば使用するかもしれませんが、内張の中などを通す場合には使用しないかと思います。
余ったら他の事に使っちゃいましょう。
シガー電源

これで最後ですが、シガー電源ソケットです。
差し込み口はUSBになっています。他の物と間違えないので良い感じですね。
これがUSBになっているのには訳があって、エンジンオフ時にモバイルバッテリーで起動出来るようになっているからなんですよね。
本体部分ミラーの取り付け
さて、部品説明も終わったところで取り付けていきたいと思います。
まずは純正ミラーとNDR-RC197FMG本体の大きさを比較してみましょう。

並べてみるとNDR-RC197FMGの方が少し大きいのかな?って位の差ですね。
社外品のミラーと取り付けている人の場合は少し小さく感じるかもしれません。
ちなみに、ぼかしで見えにくいですが横にあるのが前回取り付けていたドラレコになります。大きさの違いは歴然ですね。

取り付けには背面のゴムを使用します。購入時はこのようになっています。

僕は取り付ける前にゴムバンドを全部外したのですが、全部取ってしまわない方が取り付けはしやすい様に感じました。
下だけ外して、取り付け時に引っかける感じが取り付けやすいかと思います。

取り付け時には本体に付いているフロントカメラを引き出しましょう。
というのも、カメラ部分は飛び出しているので純正ミラーに当たってしまい取り付けが出来ないんですよね^-^;
本体の取り付けはこれで完了です!
まぁ、これは簡単ですなw
配線の取り回しをしよう

続いて配線の取り回しをしていきます。
本体から出たシガー電源やその他配線は、内張の中に押し込めば普通に入っていきます。
これはどの車種でも同じだと思います。
ただ、一つ気をつけて欲しい事がありまして内張の少し奥にはボディの鉄部分があります。
これは塗装はしてありますが、素手で触ると切れてしまう可能性があります。
ですから、押し込むときには軍手をするかへらのような道具を使った方が良いかもしれませんね。
ちなみに今回のドラレコは配線が3本あったので、左にシガーとリヤカメラ配線。
右にGPS配線と分けて押し込んでいきました。
これはお手持ちの車に合わせて配線してやってください。

初めのうちは簡単に押し込んでいけると思います。
最初の難関はここ。ピラー部分のカーブですね。
僕はシートカバーで使ったへらを使って押し込みましたが、意外とキツいので配線を痛めてしまう可能性もあります。
万全を期すならピラーを外してしまった方が良いかもしれませんね。

ピラーの外し方として簡単なのがこの方法。
ドア部分のゴムって引っ張ると簡単に外れるんですよね。
このゴムさえ外してしまえばピラーは簡単に外す事が出来ます。
取り付けるときには反対に押し込むだけなので、誰でも出来ちゃうと思います^-^
この後の写真を撮っていなかったので載せることが出来ないのですが、同様にゴムを外していけば下でも後ろでも簡単に配線を引っ張っていくことが出来ます。
やってみると意外と簡単なので、取り付けを頼むのは少しもったいない気がしますね^-^;
リヤカメラを取り付けよう
なんと言ってもこれが1番やっかいだと思います。
ただ出来ないことも無いので、これから取り付ける人は参考にしてみてください。

リヤカメラの配線はこのように外れるようになっています。多分、他のドラレコでも外れるはずです。
まぁ、これは配線取り回し前に外しておくんですけどね^-^;
ここからは、後ろの天井の辺りまで配線を引っ張ってきた体で進めさせて頂きます。
先程も書きましたが、途中工程の写真がありませんでした・・・

配線を引っ張ってきたらバックドアの内張を外します。
配線がむき出しの部分ですね。ヴォクシーの場合は力尽くで外す感じです。


続いて配線を通したい場所のゴムホースを外します。
外すのは引っ張るだけで簡単に外れると思います。
車両側は一旦これで置いておいて配線側に小細工をします。

柔らかい配線を狭いところに通すのがホントに難しいんですよね。
そこでこのように針金などを配線の根元部分に巻き付けてやります。
巻き付けるのは抜け止めの為です。

ただ、針金むき出しだと他の配線に傷が付いてしまうのでビニールテープを巻いていきます。
コツとしては針金もテープを余り太くならないようにする事ですね。

針金と配線の固定が終わったら、先程外したゴムチューブに通していきます。
天井の内張は簡単にめくれるので隙間を広げ針金の先端を穴まで通しましょう。

先程の写真では貼るのを忘れていたのですが、針金の先端にも保護の為にテープを巻いておきましょう。
貼らずに通すと配線を傷つけたりゴムチューブを貫通したりします^-^;

次にゴムチューブに通していきます。
通すときには針金を出来るだけ曲げないように通していきましょう。
チューブの中には細い配線が沢山通っているので傷つけないように慎重に通していく必要があります。

針金がゴムチューブを抜けたら先程固定した配線を通していきます。
これは針金を引っ張ることで通すことが出来るのですが、ちょっと力が要ります。
注意点として、針金が元々入っている配線と絡まっていると断線などの心配があるので気をつけましょう。

難関のゴムチューブを過ぎれば後は楽勝で^-^
そのままバックドアの方に通していきます。

後は先端を引っ張ってスルスルッと通すだけです。
これで配線の取り回しは完了ですね^-^

後はハイマウントストップランプなどに配線が被らないように注意して内張をはめ込んでいきます。

後は取り付けたいところにリヤカメラを取り付けるだけです。
ちなみに写真の取り付け向きでは天地が反対になっていました・・・w
良く確認してから取り付けないとダメですね^-^;

後、これはトヨタ車の特性なのかもしれませんが、ゴムチューブを外すと写真で手に持っている樹脂部分を外さないと付け直すことが出来ません。
(他のメーカーの車でもドラレコを取り付けたのですが、このような形状になっているのはヴォクシーだけでした。)
なので、この樹脂部分を外す必要があります。
外し方は4カ所ある爪の2カ所ずつを同時に押して、じわじわ外していく感じです。
写真ではへらを持っていますが、細いマイナスドライバーなどがやりやすいかと思います。

外れるとこのような感じです。
後は樹脂部分にしっかりチューブをはめ込んで取り付ければ完了です。
はい!お疲れ様でした^-^
NDR-RC197FMGの使い心地は?
NDR-RC197FMGの見え方
取り付けも終わったところで使った感じをレビューしていきたいと思います。

まずはこちら。ミラー型液晶の左端部分になりますが、GPSアンテナを取り付けるとこのように日時とスピードメーターが表示されます。
表示される場所も運転中に気になるような場所ではなく、時間も見る事が出来てなかなか便利です^-^

続いてフロントカメラの見え方です。
少し画像が悪いのですが、フロントカメラは綺麗に映っているようです。
ただ、うちのヴォクシー80系で取り付けた場合、枠で囲った部分にミラー後ろの樹脂部分が入り込んでしまいました^-^;
ある程度のカメラ位置調整は出来るのですが、これ以上の回避は無理っぽいです。少し残念な所ですね。
ただ、映り込んでしまってはいますが、もしもの時に必要な場所は邪魔していないので良しとしましょう。

続いてリヤカメラの映り具合です。
フロントカメラと同様に綺麗に映っていますね^-^
右上に移っているのはフロントカメラの映像です。この子画面は切り替えで消すことが出来ます。
綺麗に映っているのも良いのですが、なんといってもスマートミラーとしての性能が僕は気に入っています。
通常のミラーではリヤドアのピラー部分の死角が発生してしまうのですが、NDR-RC197FMGでは死角が発生していませんよね!
さらに後部座席に荷物を詰め込んでも後方を確認する事が出来ます。
これは車中ハッカーとしては嬉しい限りですね^-^
あと、このミラー型液晶部分を上下にフリックすると垂直角56度の範囲で動かすことが出来ます。
これが意外と便利で、後ろの下の方から少し上の方まで確認する事が出来るんですよね。
ある程度はカメラの取り付けで調整を行いますが、後は液晶部分で微調整が出来ちゃうんです。
う~ん・・・なかなかの高性能だねぇ~w
NDR-RC197FMGは通常のミラーとして使用出来る?

スマートミラーとしての機能が素晴らしいのであまり使う事もないのですが、通常のミラーとして使う事も出来ます。
本体の真ん中にボタンが一つあるので、それを2秒程度長押しをするとこのような通常ミラーモードになります。
ただ・・・フロントカメラの位置もあるので余りミラー角度を触ることが出来ないと言う・・・w
基本的にはスマートミラー状態を推奨しますね。
NDR-RC197FMGの再生方法は?

録画した動画の再生も液晶部分のタッチするだけで簡単に確認する事が出来ます。
ただ、再生中は録画を停止しなくてはならないので注意してくださいね。
録画された動画は写真の様に表示されます。上のF/Rの切り替えでフロント、リヤの動画を切り替える事が出来ます。
少し分かりにくいですが、左側のロックマークをタッチすると保護された動画が表示されます。
保護された動画って言うのは、衝撃などによって自動で保護された動画や自分で保護をしている動画ですね。
衝撃の感知具合も設定で変えることが出来ます。
最大にしておくと車少しはねた位でも保護されています^-^;
ちなみに保護された動画は勝手に上書されないので自分で削除する必要があります。
駐車中の録画は出来るの?
やはりドラレコで気になるのは駐車中の監視が出来るかどうかですよね。
NDR-RC197FMGでは一応駐車中の監視もできるようになっています。
なぜ一応かと言うと、その場合には少し手間がいるからなんです。
まず、このドラレコは電源が供給されていないと録画する事が出来せん。
ですが、電源供給ってシガー電源ですよね。
つまり、エンジンオフで電源が切れます。
そこで必要になってくるのがモバイルバッテリーです。
本体から電源USBを抜きモバイルバッテリーと接続します。

次に下のメニューバーの1番左の歯車ボタンをタッチし動体検知機能をオンにします。
ここで検知レベルを3段階から選びます。
これで駐車監視をすることが出来ます。ぶっちゃけ面倒ですね^-^;
まぁ、もしもの時には使う事が出来る程度で考えておけば良いのでは無いでしょうか。
まとめ
今回はエンプレイスのドラレコ『NDR-RC197FMG』をご紹介しました。
改正道路交通法が施行され、あおり運転が減るかもしれませんが無くなることは無いと思います。
そんな時に強い武器なるのがドラレコです。
NDR-RC197FMGではドラレコも機能もさることながら、スマートミラーとしての機能もお勧めする事が出来ます。
これからドラレコを検討されている方は参考になさってくださいね。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。